レーニンが伝道者パウロの言葉を引用して言った言葉なのだそうです。つまり、おおもとはキリスト教です。

「働かざる者食うべからず」に該当する言葉は、新約聖書の「テサロニケ人(びと)への第2の手紙」に登場します。


兄弟たちよ。主イエス・キリストの名によってあなたがたに命じる。怠惰な生活をして、わたしたちから受けた言い伝えに従わないすべての兄弟たちから、遠ざかりなさい。
わたしたちに、どうならうべきであるかは、あなたがた自身が知っているはずである。あなたがたの所にいた時には、わたしたちは怠惰な生活をしなかったし、
人からパンをもらって食べることもしなかった。それどころか、あなたがたのだれにも負担をかけまいと、日夜、労苦し努力して働き続けた。
それは、わたしたちにその権利がないからではなく、ただわたしたちにあなたがたが見習うように、身をもって模範を示したのである。
また、あなたがたの所にいた時に、「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」と命じておいた。