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海自航空機 照明覆うカバーなくなる 飛行中に落下か
2018年8月4日 18時49分

海上自衛隊の岩国航空基地に所属する航空機が九州上空を飛んで那覇空港に着陸したあと、重さおよそ200グラムの照明を覆うカバーがなくなっていたことがわかり、海上自衛隊は飛行中に落下したとみて調べています。

部品がなくなっていたのは、山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地に所属する電子情報収集機EP3です。

海上自衛隊によりますと、この航空機は4日午前6時すぎに岩国航空基地を離陸して、大分、宮崎、熊本、鹿児島の各県の上空を飛行し、およそ2時間後の午前8時前に那覇空港に着陸しました。

着陸後、点検をしていたところ、機体前方の胴体部分にある照明を覆うカバーがなくなっていたということです。

カバーは直径およそ9センチの半球型のガラス製で、一部に金属が使われていて、重さがおよそ200グラムだということです。

自衛隊が岩国航空基地と那覇空港を探しましたが部品は見つかっていないということで、海上自衛隊は飛行中に落下したとみて調べています。
これまでのところ、被害の情報は入っていないということです。

岩国航空基地第81航空隊司令の浦田哉1等海佐は「皆様にご心配をおかけしおわびします。原因を究明して再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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