※たまたまです
セクハラで不信任決議受けた町長、議会解散へ
2018年08月05日 14時39分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180804-OYT1T50126.html?from=ytop_main6

 知人女性に無理やりキスをするなどのセクハラ行為があったとして、群馬県みなかみ町議会から不信任決議を受けた前田善成町長(50)が、6日に議会解散の通知書を議長に提出する方針であることが、関係者への取材でわかった。解散すると、公職選挙法の規定で40日以内に町議選(定数18)が行われる。

 町議会の不信任決議は先月27日。同法の規定で今月6日までに議会を解散しなければ前田町長は失職する。前田町長は、決議を受けた当日の記者会見で「ごみ固形化燃料(RDF)事業の問題解明に取り組みたい。町長職をまっとうしたい」などと述べ、続投の意向を示していた。
 関係者によると、後援会が今月1日夜に町内で開いた会合では、続投を求める声と辞職を勧める意見で割れ、後援会としての結論は出なかった。ただ、前田町長は席上、議会を解散する考えを示したといい、辞職する意思はないという。
 同町では、RDFの有効利用を進める実証実験施設が稼働できない状態が続いており、前田町長はこれを前町政の問題点と位置付け、切り込む姿勢を強調している。
 しかし、町議会を解散しても、選挙を経て再び町長の不信任決議案が提出されれば、過半数の賛成で可決となり、町長は失職する。先月27日の決議案採決(全17議員)の結果は賛成13人、反対4人だった。そのため、後援会の一部からは「町議選で町長を支援する候補が過半数を占めるのは困難だ」との指摘もある。