サマータイムってのは、そもそも、北欧などの高緯度の国々が、その長い冬、短い昼間、少ない日照時間を少しでも増やそうと編み出した制度。
つまり、もともと日照をより確保しようとした制度なのだ。

日本のように中緯度の、ただでさえ長い昼間や日照時間を持つ国では,およそふさわしからぬ制度なのだ。

もし、導入したらどうなるか?

昼間と変わりない明るさが続くので、営業の長時間化、残業への誘導もしやすくなるだろう。顧客側が、明るい時間帯が続く限りなんらかの活動するのは自然だろう。

それに、夏場の暑い、明るい、日照時間との接触が長くなるのは必須だ。
しかも、いくらか涼しい時間帯を職場等にとられるので、その後の長い夜、明るく、暑い夜を自宅等の個人の費用で冷房を確保して過ごさなければならなくなる。

つまり、
企業にやさしく、個人に過酷な制度になるということだ。