【二階俊博】も【安倍晋三】も自民党捕鯨族議員。



2018.01.24 国会(衆議院本会議)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/196/0001/19601240001002a.html

○二階俊博(自民党)
私たち日本人は、長い歴史の中で鯨とともに歩んでまいりました。捕鯨と、鯨と生きる文化は、次の世代に伝承していかなければならない、これは我が国固有の文化であります。
山口県下関市の鯨料理専門店のくじら館のおかみは、鯨を食べる文化を若い人に伝えたい、訪日外国人にも体験してほしいと切々と語っておられます。
その切実な思いを実現し、多様な食文化を相互に尊重するという観点から、商業捕鯨の再開を実現しなければなりません。
ことし九月、IWC総会に向け、四十七年ぶりの日本人議長のもと、議論の正常化に向けた努力が行われていますが、ことしのIWC総会は、
我が国の悲願でもある商業捕鯨の再開に向けて道筋をつけるというために、国は全力を挙げなければなりません。
今後の捕鯨政策の進め方について、総理の御決意を承りたいのであります。

○安倍晋三(内閣総理大臣)
捕鯨政策の進め方についてお尋ねがありました。
我が国では、古来、鯨を、食料としてのみならず、脂やひげをさまざまな用途に利用し、それぞれの地域で鯨を利用する文化を育んできました。
こうした鯨の利用については、他の水産資源と同様に、科学的根拠に基づき持続的に行っていくべきと考えています。
政府としては、我が国の目指すべき商業捕鯨の姿についての検討を進め、本年九月のIWC総会の機会を含め、商業捕鯨の早期再開のため、あらゆる可能性を追求してまいります。