日本の闇 〜臭いモノに蓋をしろ!〜

2016年9月、内閣府は「約15万人も減少した」と記者発表し、
「ひきこもりの人への支援がある程度効いたのではないか」と、
成果を強調した。

ところが、である。

実は、この調査は15〜39歳以下の5000人とその家族に行われたもので、
既に社会問題化していた「40歳以上」を対象から外していたのである。

6年前の前回調査で、「ひきこもり」が最も多かったのは35〜39歳で、
その割合は全体の23.7%。全体の4分の1を占める「現在40歳以上」の
人たちをカウントせず、「15万も減った」と豪語した。

これではただ単に「69万人から54万人に減りました!
ひきこもり対策が進んだためです!」と、
国の政策の評価を強調したいためだけに行った