>>401
金融緩和はその低金利を利用してまず大企業が借りる必要がある
ところが、バブル崩壊時の貸し剥がしで、大企業は銀行に頼らなくなった
小泉派遣法とそれに付随するモラルハザードで、非正規化、分社化、外注化で人件費削減することで、内部留保を溜めた
なので、銀行から借りる必要がない

昭和や正常な国なら、争議からの賃上げ圧力で、大企業は借金し、昇級を実現するために設備投資する
たぶんそれがマクロの成長サイクル
単に金利が低ければ何か設備投資しようとはならない
人件費削減で利益を確保する方が確実でリスクがないから

つまり、金融緩和が効かない理由は、争議を封じた派遣法にある

効かない上で、副作用である円安だけがあり、それが実質賃下げとなり、
これが輸出を中心に企業への利益移転ともなり(株高)、世帯消費も下げてる