このニュースのソース>>1が中途半端な紹介。

ニュースの内容に誤解が生じている。
警備員の人件費が上がったから岸和田の花火大会が中止になったという記事の
筋立ては誤り。

岸和田の臨海部の埋め立て地で花火大会を行ったいたが、そこは市と府が
企業用地として企業の進出が増えているところ。
花火大会の時は、道路を封鎖して観客誘導をしていたが、企業誘致をして
進出が増えてるので、道路を封鎖すると企業活動への影響が大きくなってきた。

今の警備人員の体制で安全に観客を誘導するには、長時間の道路封鎖が必要。
しかし、それでは、企業活動に支障が大きい。
企業活動への支障を最低限に抑え、安全に警備をするには、警備人員をさらに
100名増やしてすれば十分に可能と警察からの話があった。

つまり、花火大会の開催のために、増える観客と企業活動の維持のバランスを
考えて、安全の確保には、警備人員の100名追加が必要になった。
そこで、警備会社に話をもっていくと、人件費云々もあるが、さらに100名確保は
困難となった。

このスレの誤解は、警備員の人数は同じで人件費が増加という錯誤があるが、
実際の話は、警備員は増加させるためには、一人当たりの人件費が同じでも
さらに人数が必要なので、警備費用全体が増加で、それは予算的に厳しいという話。
実際には、人数と一人当たりの人件費の両方が増加するので、さらに厳しいということ。

岸和田の花火大会は、他のまちの花火大会の人件費問題とは、内容が少し違う。
警察からの警備員の増員が必要との話があったことが主たる要因。