橿原市は同市今井町の“ご当地マンホール”をあしらったマンホールカードを作製した。11日から同市の今井まちなみ交流センター「華甍(はないらか)」で配布を始める。

 江戸時代からの民家が残り、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている今井町では、マンホールの蓋に同町の町並みがデザインされている。同じタイプの蓋は町内には23枚しかないという。カードの表にはこの蓋の写真と設置地点の緯度、経度を表示。裏面では町の写真を添えてデザインの由来を解説している。

 マンホールカードは国土交通省などで作る「下水道広報プラットホーム」が全国の自治体と共同で作製しており、今回はその第8弾。76自治体が参加し、累計発行数は418種類(364自治体)、約230万枚となる。

 配布時間は午前9時〜午後4時半。1人1枚。



産経ニュース 2018.8.11 07:07
http://www.sankei.com/region/news/180811/rgn1808110010-n1.html