【トルコ/米国】エルドアン大統領がニューヨークタイムズ紙に寄稿した論文全文「トルコはアメリカとの間の危機をどう見ているか」
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http://www.trt.net.tr/japanese/toruko/2018/08/11/erudoanda-tong-ling-zhi-bi-lun-wen-torukohaamerikatonojian-nowei-ji-wodoujian-teiruka-1030471
エルドアン大統領執筆論文：「トルコはアメリカとの間の危機をどう見ているか」
本論文は、トルコのレジェプ・ターイプ・エルドアン大統領が執筆し、2018年8月10日付でニューヨークタイムズ紙中で英語で発表した論文のトルコ語訳である。
11.08.2018 ~ 11.08.2018
エルドアン大統領：「トルコはアメリカとの間の危機をどう見ているか」
トルコとアメリカは、ここ60年間、戦略的パートナーであり、北大西洋条約機構（NATO）の同盟国である。両国は、冷戦期とその後に現れた共通の試練に対し、ともに戦ってきた。
トルコはここ数年間、アメリカが支援を必要としたときはいつもアメリカを助けてきた。朝鮮半島で両国の軍隊はともに血を流した。1962年にはケネディ政権が、キューバにおけるソ連のミサイルを、イタリアとトルコにあるミサイル・ジュピターを撤退させることで防いだ。9・11のテロ攻撃の後に、アメリカ政府がこの悪に対抗するために友好国と同盟国を信用したとき、トルコは軍隊をアフガニスタンに、同地のNATOの使命を成功に導くために派遣した。
しかしアメリカは、トルコ国民の懸念を理解し、それを尊重することに関しては、何度も、そして常に失敗してきた。そしてここ数年も両国のパートナーシップは、不和の試練に直面してきた。残念ながら、この危険な傾向を正そうとする努力は水の泡となった。アメリカがトルコの主権を尊重し、トルコ国民が直面している危険を理解していることを証明しなければ、両国のパートナーシップはリスクに晒されるだろう。
2016年7月15日にトルコは、トルコ政府が正式に「フェトフッラー派テロ組織」と認定し、その首謀者フェトフッラー・ギュレンがアメリカのペンシルベニア州か郊外の邸宅から管理している暗黒のグループのメンバーの攻撃に遭った。「フェト」こと、フェトフッラー派テロ組織のメンバーは、トルコ政府に対し、流血のクーデター企てを謀った。その夜、何百万人もの一般のトルコ国民が、あたかも真珠湾攻撃と9・11の攻撃の後にアメリカ国民が経験したのとまさに同様に、祖国を守ろうという意気込みにより家の外に繰り出した。長い間私の選挙運動を管理してくれた友人エロール・オルチョク氏とその子息アブドゥッラー・ターイプ・オルチョク氏も含まれる251人の無実の人々が、トルコの自由のために最も重い犠牲を払った。もし私と私の家族を襲った死の劇が成功裏に行われていたら、私もその1人となるはずだった。
トルコ国民は、アメリカがこの攻撃を断固とした言葉で非難し、トルコの選ばれた指導者と連帯すると伝えることを期待した。しかしアメリカはそうしなかった。アメリカのこの攻撃に対する反応は、満足するには程遠いものだった。トルコの民主主義を支援するどころか、アメリカ当局は警告するかのように、トルコに対し、安定、平和、継続を呼びかけた。それでも足りないというように、トルコとアメリカの合意に反し、トルコ側によるギュレンの身柄返還の要請をめぐり未だに全く行動を起こしていない。
相互関係において起こった別の失望は、アメリカと武装テロ組織PKKのシリアにおける派生組織PYDとYPGの間の協力活動に関するものだ。テロ組織PKKは、1984年から現在まで何千人ものトルコ国民を殺害してきた武装テロ組織であり、アメリカもテログループとして認めている。トルコ当局が推測するに、アメリカ政府はここ数年間テロ組織PYDとYPGに武器を供与するためにトラック5000台分と2000個の貨物輸送機を使用した。
トルコ政府は、アメリカ当局がテロ組織PKKのシリアにおける協力者に訓練と武器供与を行うと決定したことに対する懸念を、関連当局に何度も伝えてきた。残念ながら、アメリカはトルコの言葉に耳を傾けず、結果的にアメリカの供与した武器は民間人と、シリア、イラク、トルコの治安部隊を標的にするために使用された。
>>2以降に続きあり
（2018年8月11日） >>80
シリアのGDPは6兆円、イランは40兆円だよ。 >>72
いやそんな散漫な話ではなくて、トルコのクーデターを米軍
中心のNATO軍が支援していたから。
完全な背信行為です。むしろよくトルコがNATOに居続けている。 >>69
ある意味トルコも右傾化していると見ていい。
冷戦後の基本的な潮流は民族主義の台頭でイスラム社会では
当然イスラム化が進行する。
信仰と民族主義は相性がいい。 >>65
エルドアンは民族主義者だから左派とは違う。 >>62
その契機は共和党ではないが米国だよ。
トルコの2016年のクーデターは米軍が駐留していた
トルコ内の基地から発信されていた。
確かドイツ軍も居たはずだ。 >>59
トルコはロシアと組む柔軟性があるが、ヒトラーにはない。
我が闘争では少女のように何回も英仏との同盟を叫んでいるが、
その英仏に最初に宣戦布告された。にもかかわらずソ連に進軍した。
実に愚かな男だ。先ずは我が闘争を読んでその異常とも言える
スラブ人に対する敵愾心を読んでみることだ。
共産主義やユダヤ同様に敵視しているから何回も出てくるよ。 >>38
無理もない。クーデター仕掛けてエルドアン抹殺しようとした一派だからな。
クルドに関してはPKKが居る限りはトルコは妥協はしない。
1970年代から全くその態度に変化はない。 >>26
もともとNATOは単なる同盟だから、実態としての軍は数万しかいない。
30か国近く各国の寄せ集めが役に立たないなら米軍しかあてにはならない。
シリアでは有志連合が60か国以上でアサド政権に対抗したが
結局はロシアの参戦で惨敗した。
イラン、レバノン、シリアがこれに抵抗していたわけだが、寄せ集めただけでは
何も意味は無い典型例。 ＞トルコは新たな友好国と同盟国を模索しなければならなくなるだろう。
最後のこの一文が情けない アメリカと一応ガチで戦った国の人間として
言わせてもらえば こんな文章でアメリカという国がどうにかなると思ってるのなら
思慮が足りない アメリカの全方位ディスの結果に興味があるなあ〜
世界はどう変わる >>112
俺も実はこの状況楽しんでいる
報復関税喰らう業界の人はたまったもんじゃ
ないんだろうけど結果ポチに成り下がるか
脱アメリカにシフトするかっって状況
実際W杯はアメリカ抜きであの盛り上がりなんだから
世界はアメリカとそれ以外に分かれるかも知らん
ポップスもケンドリクラマーとかアメリカ以外で人気あんのかね？
ドレイクもザウィークエンドもカナダ人だからな
誰もが知るアメリカ人スーパースタァってビヨンセで終わりなんじゃね？
映画スタァもアメリカ人最近あんまりいない気がする。
俺が疎いだけかもしれんが オバマのやり方で、同盟国が離反した事実があるからね
開き直りともとれる >>112
政治と安保は違うんじゃね
今アメリカが本気で対立してるのは中国とロシアだけだろ 歴史上大国同士のガチ全面戦争ってあったのかなぁ？
大国が一方的に小国踏み潰したりはあったろうけど
英仏戦争って言っても所詮は地域戦だし
第一次も第二次の欧州戦線も全面戦争だけど、中堅国同士の諍いだしなぁ
独ソ戦と日米戦が一番デカかったのかな
歴史に詳しい奴よろしく >>10
全然違いますw
トルコを独裁政権にさせ
福音派の牧師(つまり共和党右派)を
エルドアンに拘束させ揉め事を起こしているのはプーチン
しかもプーチンは共和党の親露議員やNRAとも関係がある
トルコを人質にしているだけで
牧師を返せば福音派(つまりプーチン)に屈したことになるんです
だからエルドアンは返すことはないとニューヨークタイムズに寄稿した
さあ、トランプはどっちの味方かな？w ドルが基軸通貨の内はアメリカ最強は変わらん。
例えトランプが好き勝手やって世界から孤立しようが、
アメリカのプレゼンスが低下するなんてありえんわ。
ユーロ程度じゃ対抗馬にもなってねーしな。
ロシアのドルに対する攻撃なんて、
それこそ戦車に竹槍で立ち向かってるようにしか見えんわ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
