http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20180812/images/PK2018081102100207_size0.jpg

浜松市西区の市動物園で十一日、ホッキョクグマに冷たいおやつを与える特別イベント「おやつで!ひんやりウイーク」が始まった。十七日までの七日間、午後三時十五分ごろに催される。

初日は、飼育員が冷凍アジや冷凍サツマイモに続いて、刻んだリンゴとコマツナのスムージーを氷で固めたおやつを、獣舎のプールへ投入すると、母親バフィンと、娘モモの二頭がわれ先にと水中に飛び込み、器用に両手を使って味わっていた。

先に食べ尽くしたモモが、バフィンの氷を横取りするシーンもあり、来園客約二十人が、その様子をカメラに収めていた。

「おやつは日替わりで、スイカやキウイ、パイナップル、オレンジなども予定している」と園職員。日頃からおやつの習慣がある二頭は、三時すぎが「おやつタイム」と知っており、そわそわする姿もほほ笑ましい。(武藤康弘)

2018年8月12日
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20180812/CK2018081202000034.html