「世界かんがい遺産」に4施設
山形・北楯大堰など
2018/8/14 13:28
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農林水産省は14日、国際かんがい排水委員会(ICID)が歴史的価値のある農業用水利施設を登録する「世界かんがい施設遺産」に日本国内から北楯大堰(山形県庄内町)など4施設を選んだと発表した。登録は2014年から始まり、国内の登録は計35施設となった。

登録が決まったのは北楯大堰のほか、五郎兵衛用水(長野県佐久市)、大和川分水築留掛かり(大阪府柏原市、八尾市、東大阪市)、白川流域かんがい用水群(熊本市、熊本県菊陽町、大津町)。

世界かんがい施設遺産の対象は、かんがい農業の発展に貢献した水路やせき、ため池などで、建設から100年以上の施設に限られる。


2015年、「世界かんがい施設遺産」に登録された岐阜県の曽代用水(農水省提供)
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