https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180816/k10011578551000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_010

人体の波動で服の下の不審物検出 米地下鉄にスキャナー設置へ
2018年8月16日 5時01分

人体が発する波動を感知することで瞬時に不審物を検出するスキャナーが、アメリカで初めてロサンゼルスの地下鉄に導入されることになり、大勢の人が利用する公共交通機関のテロ対策に効果が期待されています。

新たに導入されることになったのは、人体が発する波動を感知し、この波動が遮られる位置から衣服の下などに隠された不審物を検出するスキャナーです。

離れたところから瞬時に全身をスキャンできるため、乗客の足を止めることなく1時間に2000人以上を検査できるということで、地下鉄などの公共交通機関でのテロ対策に効果が期待されています。

スキャナーは今後、数か月以内に導入されるということで、地元のメディアは2028年のロサンゼルスオリンピックに向けたテロ対策の強化の一環だと伝えています。

アメリカのTSA=運輸保安局によりますと、公共交通機関にこうしたスキャナーが導入されるのは全米で初めてで、今後ほかの地域への導入も検討するとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180816/K10011578551_1808160019_1808160029_01_02.jpg