南米ベネズエラのアレアサ外相は15日、河野太郎外相が内政に干渉する発言をしたとして、岡田憲治駐ベネズエラ大使を外務省に呼んで抗議文を手渡した。国営テレビで明らかにした。

 中南米歴訪中の河野外相は14日、ペルーでポポリシオ外相と会談後、共同記者発表で「(ベネズエラが)広範な国民参加を経た民主主義を回復することを引き続き求めることで一致した」などと述べた。

 アレアサ氏は発言が「敵対的で国際法違反だ」と指摘。「訂正されない場合はマドゥロ大統領が相応の方策を取る」と警告した。(共同)

https://www.sankei.com/smp/politics/news/180816/plt1808160010-s1.html