吉川弘文館が1979年から18年がかりで刊行した国内最大級の歴史百科事典「国史大辞典」全17冊は、
「日本国語大辞典(2版)」全14巻(小学館、2000年)いずれも高知県立図書館が、県内の市町村立
図書館に対して購入を勧めている書籍も焼却された。郷土関係は、土佐藩の国学者、鹿持雅澄が著した
ものを大正、昭和期に発行した「萬葉集古義」(1922〜36年)をはじめ、「自由民権運動研究文献目録」
(84年)、10年がかりで全国の自然植生を調べた「日本植生誌」の四国の巻(82年)など
年代やジャンルをまたいで多数。満州(中国東北部)やシベリア抑留、戦地などから引き揚げてきた
高知県を含む全国の戦争体験者の話をまとめた連作もある。...