>>928
http://www.ssf.or.jp/Default.aspx?TabId=1483
> 北京オリンピックのボランティアは10万人。そのほとんどは市内の大学の学生たちだった。
> 中国では学生は原則として学内の寮住まいなので、彼らは大学から担当する競技会場まで毎日通っていた。
> 中には片道1時間半もかけて通う学生もいた。

> 2008年8月8日にオリンピックが始まると、清華大学の学生たちはそれぞれの持ち場へ散って行った。
> 彼らはプレスセンターで重い段ボール箱を運び、雨の中で入館検査をし、手間のかかる競技結果の分類や配布などの作業をこなした。
> 屋外で仕事をする学生たちは日焼けするにつれてたくましくなっていった。もともと選り抜きの学生だけに仕事を覚えるのは速い。 
> 要領をつかむと警察官や他の係員にそれを教えるようになった。清華大学というエリート意識ゆえではなく、オリンピックを現場で支える一員として働いたことによって人間が磨かれたと感じた。
> 閉会式が終わり深夜に内輪の打ち上げ会に集まった彼らの笑顔を見て私は本当に嬉しかった。