富田林逃走
警察庁長官「住民に不安、極めて遺憾」

 大阪府警富田林署で勾留中だった樋田淳也容疑者(30)が逃走した事件について、警察庁の栗生俊一長官は23日の記者会見で「あってはならないことだ。
住民の方々に大変な不安を今なお与えており、極めて遺憾」と述べた。

署の逃走発覚後の対応についても、事件発生を事前登録者に知らせるメールの発信や、防災行政無線で住民に注意喚起するよう周辺自治体に要請するのが遅かったと指摘されている。
栗生長官は「住民の方々への迅速な注意喚起について、改めてその徹底を指導する」と述べた。【内橋寿明】

https://mainichi.jp/articles/20180823/k00/00e/040/289000c
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