豊洲市場の10月11日の開場に伴い、築地市場の解体工事が同日から始まるが、新たな問題が浮上している。
築地市場には以前から数千匹のネズミが生息しており、不衛生と指摘されてきたが、解体工事で巣を追われ、一斉に周辺に逃げ出す恐れがあるのだ。

東京都は10日、築地6丁目町会の住民に対し、ネズミ対策などをテーマに説明会を開催する。
都はこれまでも幾度となく同様の説明会を開いてきたが、周辺住民のみならず、飲食店関係者からもネズミ問題を不安視する声が相次いでいるという。

都のネズミ対策は、「まず、場内に大量の粘着シートや捕獲カゴ、殺鼠剤(毒エサ)を設置し、母数を極限まで減らします。
その後、外に逃げる経路を徹底的にふさぐ」(築地市場管理課)という単純なものだが、本当にこれで大丈夫なのか。

財団法人日本環境衛生センターの内部組織である「ねずみ駆除協議会」の会長で、ネズミの生態に詳しい矢部辰男氏はこう言う。

「市場は水を使いますから、捕獲用の粘着シートが濡れて機能を失う可能性があります。
また、築地市場のネズミは、魚肉のカスなど“美味”なものをエサにしています。通常の駆除用に使う毒エサでは、見向きもされないでしょう。
現場を見た人によると、築地市場には万単位のネズミがいるそうですから、駆除するのは相当困難です」

築地市場の半径1キロ圏内には、銀座や新橋など飲食店が立ち並ぶ繁華街がある。
“美味”なエサで舌の肥えたネズミたちが、街に大挙襲来する可能性がある。

実際、銀座6丁目の百貨店「銀座松坂屋」が13年6月に閉店した後の解体工事で、巣食っていたネズミが外に逃げ出し、新橋でネズミが増えたという噂もある。

築地市場の敷地面積は松坂屋の数十倍。
しかも、そこかしこで水産物や青果を扱っている。
とても松坂屋レベルでは済まないだろう。

「一般的に、ネズミの行動範囲は巣とエサ場の行き来で、50メートル程度といわれています。
しかし、築地市場を解体すれば、巣を探しにどこまでも移動するでしょう。1キロ程度の移動は可能です。
1カ所に集中するとは思えませんが、相当数が銀座などに押し寄せても不思議ではありません」(矢部辰男氏)

花の銀座が“ネズミ王国”になるなんて、考えるだけでおぞましい話だ。

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2018年08月11日 09時26分

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