https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180827/k10011595681000.html

埼玉県警察本部が去年11月に強盗傷害などの疑いで逮捕した30代の男性が事件と無関係だったことがわかり、
県警はこの男性に謝罪しました。男性は一貫して容疑を否認していましたが、20日間にわたって勾留され、
その後、処分保留で釈放されていました。

埼玉県警察本部によりますと、埼玉県深谷市の住宅に侵入し、住人の女性の両手を縛ってけがをさせたとして、
去年11月に防犯カメラの映像などを基に強盗傷害や強制わいせつの疑いで30代の男性を逮捕したということです。

男性は一貫して容疑を否認しましたが、20日間勾留されて取り調べを受けたあと、処分保留で釈放されていました。

警察が改めて捜査していたところ、ことし5月に別の事件で逮捕された22歳の男が深谷市の事件に関わったことを
認めたため、27日逮捕したということです。

このため警察は、事件と無関係だった男性を誤認逮捕していたことを認め、この男性に謝罪しました。

埼玉県警察本部刑事総務課の川上博和課長は「誤って逮捕した男性に深くおわび申し上げます。
再発防止に向けて指導を徹底していきます」と話しています。