https://s.kyoto-np.jp/economy/article/20180827000144

紳士服のLCR破産手続き開始
「イタルスタイル」

 アパレル製造販売のLCR(京都市右京区)は、27日までに京都地裁から破産手続きの開始決定を受けた。負債総額は約16億円。

 信用調査会社や破産管財人によると、同社は1983年設立のエル・シー・アール(212年に特別清算開始命令)の事業を承継。「テリット」や「イタルスタイル」のブランドで紳士服や婦人服を製造し、小売店に販売する一方、京都市内や大阪、神戸などで専門店を展開している。

 同業者やインターネット通販との競合が激しく、業績が悪化。経費削減など経営改善を図ったが、業況が回復しなかったという。奈良県の企業に一部事業を譲渡しており、直営とフランチャイズの一部店舗は営業を継続する。
2018年08月27日 23時29分配信