https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082800672&;g=soc

福島市がJR福島駅近くに設置した防護服姿の子どもの像に批判が相次いでいる問題で、
市が像を撤去する方針を固めたことが28日、関係者への取材で分かった。
木幡浩市長は同日午後に記者会見を開き、経緯を説明する。
 
像は現代美術家ヤノベケンジさんが東京電力福島第1原発事故からの復興を願い、2011年に制作した。
「サン・チャイルド」と名付けられた黄色い防護服を着た高さ約6.2メートルの子どもの立像で、
胸元には放射線量計が付いている。
 
3日に設置された後、「防護服がなければ生活できないとのイメージを与える」「風評被害を招きかねない」
といった批判がツイッターなどで続出。市は18日からアンケート調査を行って対応を検討していたが、
批判の声がやまないことから撤去を決めた。