大阪桐蔭ゴルフ部、部員全員で現金賭けてプレー

 大阪桐蔭高(大阪府大東市)は30日、男子ゴルフ部で部員による賭けゴルフや暴力行為があったとして、部を一時活動停止処分にしていたと明らかにした。
 今年3月に発覚し、大阪府私学課には6月に報告していた。

 今田悟校長によると、昨年7月〜今年3月、すでに卒業した生徒を含む部員13人全員が、練習中に100〜200円の現金を賭けてプレー。
 当初はジュースなどだったが、次第に現金を賭けるようになったという。
 この間には2年生だった部員5人が1年生に「指導」の名目で繰り返し暴力も振るっていたという。

 今年3月、部員の財布から現金が盗まれる被害があり、聞き取り調査の過程で発覚した。
 同高は3月、男子ゴルフ部を無期限の活動停止、暴力行為に関わった部員5人を無期限の謹慎処分にした。
 監督とコーチも厳重注意とした。活動停止と謹慎は12日間で解除された。

 男子ゴルフ部は全国大会の常連で、OBにプロゴルファーの宮里優作選手らがいる。

Yomiuri Online 2018年08月30日 12時36分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180830-OYT1T50063.html