インターネットで偽造された免許証を手に入れ、およそ1年8か月に渡って海上自衛隊鹿屋航空基地内で公用車を運転したとして、25歳の自衛隊員が30日付けで停職9か月の懲戒処分となりました。

停職9か月の懲戒処分を受けたのは、鹿屋航空基地の第1整備補給隊に所属する25歳の海士長の男性です。
鹿屋航空基地によりますと男性海士長は、おととし2月頃、インターネットで自分名義の偽造運転免許証を手に入れ、おととし7月から今年3月にかけて中型自動車の運転免許を持っていないにも関わらず、
鹿屋航空基地内で公用車を運転したということです。所持品検査で偽造された免許証が出てきて発覚しました。
男性海士長は「原付バイクの免許しか持っておらず、業務に使う目的で違反行為をした」と話していて、31日付けで依願退職をするということです。

現在、自衛隊の警務隊が捜査を行っていて、近く男性海士長を偽造有印公文書行使の疑いで書類送検する方針です。
第1整備補給隊司令の木下周一1等海佐は「このような事案が二度と起きないよう服務指導の徹底に努める」とコメントしています。

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2018/08/30 19:38 南日本放送
https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2018083000031683