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3日午前3時ごろ、大阪府富田林市富田林町の国の重要伝統的建造物群保存地区で火災があった。
地元消防によると、保存対象の町家1棟を含む木造住宅計4棟が全焼し、他の住宅2棟も一部が焼けた。
けが人はいない。

富田林市によると、火災があった一帯は昔ながらの町家が並び、1997年に大阪府内で唯一の保存地区に選定された。
江戸時代から昭和初期の町家や寺などが計約220棟ある。

火災が起きた住宅の近くに住む男性(71)は「古い家から煙が出ていて慌てて消火器を使ったが、
間に合わずに燃え広がった。けが人がいないと聞いて安心した」と話した。

富田林署が出火元や原因を調べる。