知事 “ダムの水抜き備える”

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20180903/2040000995.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

台風21号が和歌山県に接近していることを受け、仁坂知事は3日の記者会見で、
「県が管理などをしているダムについては、事前に水を抜いて、
台風が来ても放水量を少なくできるようにしたい」
と述べました。

先月、和歌山県内に大量の雨を降らせた台風20号では古座川町にある七川ダムの水位が急激に上昇し、
県は一時、ダムに流れ込む大量の水をそのまま放流する緊急の操作を検討する事態となりました。
これを受けて、仁坂知事は3日記者会見で、
「前回は、緊急の操作をかろうじて免れ、大きな被害はなかったが、
仮にこの操作をしていた場合、逃げ遅れた人が出た懸念がある」
と指摘しました。
そのうえで、
「今回、県が管理などをしているダムについては、事前に極限まで水を抜いて、
台風が来ても放水量を少なくする運用をしたい。県営ではない利水ダムについても、
すでに企業や国土交通省などに水を抜いてもらうよう要請している」
と述べ、台風への備えを進めていることを強調しました。

県河川課によりますと有田川町の二川ダムなど県内の4つのダムで事前の放流を行うということです。

09/03 18:18