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東京医大不正入試 弁護団が被害者救済で大学に申し入れ
2018年9月5日 6時14分東京医大

東京医科大学の不正入試で、受験生を支援するため結成された弁護団は、受験料の返還や被害者に入学資格を与えることなどを大学側に申し入れました。

東京医科大学の入試で、女子を一律に減点するなどの不正が行われていたことを受けて、受験生を支援するため結成された弁護団は、これまでに被害を受けた受験生や保護者などから電話やメールで、合わせて161件の相談が寄せられたことを明らかにしました。

中には「医者になるのを諦めて、別の仕事をしているが、本当に悔しい。今からでも入学させてほしい」といった内容の相談もあったということです。

弁護団は、大学側に対して、得点を開示するよう求めるとともに、受験料の返還や被害者に入学資格を与えることなどを、3日付けで申し入れました。

弁護団は、フェイスブックなどを通じて、今月15日まで引き続き被害に遭った受験生からの相談を募るということです。

弁護団の山崎新事務局長は「多くの声が集まれば大学を動かすことにつながるので、まずは相談してほしい」と話しています。