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米軍オスプレイ 今月末にも試験飛行か 千葉 木更津
2018年9月5日 6時59分オスプレイ

アメリカ軍の輸送機、オスプレイの定期整備が行われている千葉県木更津市の自衛隊の駐屯地で5日以降、試験飛行前の点検作業が行われることになり、木更津市では、早ければ今月末にも、初めての試験飛行が行われる可能性があるとしています。

木更津市にある陸上自衛隊木更津駐屯地は、沖縄のアメリカ軍普天間基地に配備されているオスプレイの定期整備の拠点となっていて、現在、2機の整備が行われています。

木更津市によりますと、このうち、整備が大幅に遅れていた1機目について、アメリカ軍から防衛省を通じて5日以降、駐屯地の敷地内で地上滑走やホバリングチェックを行うと連絡があったということです。

この一連の点検で問題がなければ、駐屯地の周辺で試験飛行が実施されるということで、市では、早ければ今月末にも、初めての試験飛行が行われる可能性があるとしています。

これに合わせて、必要な人員などを輸送するため、アメリカ軍の別のオスプレイが5日、駐屯地に飛来し、7日戻るという連絡もあったということです。

オスプレイはここ数年、国内外で事故やトラブルが相次いでいて、木更津市は「市民の安心を確保するために安全な試験飛行を心がけてもらいたい」としています。