台風 11人死亡600人余けが
2018年9月5日 12時59分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180905/k10011610031000.html

NHKが各地の放送局を通じて5日午後0時半現在でまとめたところ、台風21号の影響で11人が死亡したほか、午前11時現在で600人余りがけがをしました。
大阪府 8人死亡
大阪府では8人が死亡しました。

このうち大阪市内では、港区で70代の女性が部屋に飛んできたトタン屋根にあたって死亡しました。

城東区では50代の男性が路上で倒れていて、病院に運ばれましたが死亡しました。近くには高さ1メートルほどの扉の一部のようなものが落ちていて、男性にあたったものとみられるということです。

西区では強風で飛んできたクーラーボックスに当たった40代の男性が死亡しました。

また、堺市で70代の男性が2階のベランダから転落して死亡したほか、豊中市では集合住宅の5階から90代の男性が転落して死亡しました。

河内長野市では70代の男性が屋根から転落して死亡しました。

門真市では47歳の女性が強風にあおられて転倒し、頭などを強く打って死亡しました。

吹田市では屋根の修理をしていた40代の男性が転落し、死亡しました。
滋賀県 1人死亡
滋賀県では、東近江市で会社の倉庫が倒壊し、社長の71歳の男性が巻き込まれて死亡しました。

三重県 1人死亡
三重県では、四日市市で70代の男性が住宅の敷地内で倒れているのが見つかり、まもなく死亡しました。警察は台風の強風にあおられて屋根から転落したとみて調べています。
愛知県 1人死亡
愛知県では、北名古屋市で70代の女性が風にあおられて転倒し、自宅前のシャッターに頭をぶつけて死亡したということです。
愛知県 2人重体
愛知県では、名古屋市昭和区で74歳の男性が道路に倒れているのが見つかり、意識不明の重体になっていて、警察はトタンの下敷きになった可能性もあるとみて調べています。

また、愛西市では88歳の男性が倒れているのが見つかり、意識不明の重体となっていて、警察は強風で飛ばされた倉庫のトタン屋根に当たったとみて調べています。
けが 全国で610人
けが人の情報です。

大阪府で289人、愛知県で55人、岐阜県で45人、滋賀県で36人、兵庫県で28人、三重県で27人、京都府で24人、和歌山県で19人、埼玉県で16人、徳島県で8人、奈良県と福井県で7人、石川県で6人、東京都と神奈川県、栃木県、山梨県、新潟県で5人、北海道と富山県で3人、千葉県と岡山県、長野県で2人、静岡県と福島県、香川県と山形県、高知県で1人、合わせて610人がけがをしました。