日本海産のベニズワイガニが7日、今季初めて境港市の境港に水揚げされ、仲買人たちが次々と競り落としていった。

 初水揚げは「第88明神丸」(鳥取県)の約14.5トンで、大半が加工用。市水産課によると、競り値の平均は昨季並みの1ケース(30キロ)当たり1万1390円だった。姿売り用は4万9000〜1万3000円、加工用は1万600〜1万200円。境港の水揚げ量は全国の5割を超えており、今季の水揚げは昨季の6445トンより減る見込みという。漁期は来年6月末まで。

 初競り式で、境港カニ水揚げ日本一PR実行委の越河彰統(あきのり)会長(56)は「需要は高まっており、豊漁と無事故を願っている」とあいさつした。【横井信洋】

9/8(土) 12:43配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00000030-mai-soci 
初水揚げされ競りに掛けられるベニズワイガニ=境港市の境港で2018年9月7日、横井信洋撮影
https://amd.c.yimg.jp/amd/20180908-00000030-mai-000-1-view.jpg