大阪の富田林警察署から逃走した樋田淳也容疑者。
この週末で逃走から4週間となる。逃走直後に樋田容疑者から“手紙”を受け取ったという知人男性が取材に応じた。

「今までいろいろ迷惑かけてごめん」から始まって「ニュースで見てると思うけどこういう状況です」。
6日夜、読売テレビの取材に応じた男性。

逃走中の樋田淳也容疑者から“手紙”を受け取ったという知人。
先月12日に富田林警察署から逃走して以来、もう4週間近く姿をくらましている樋田容疑者。

逃走から30時間近くが経った14日の午前1時ごろには、兵庫県尼崎市にあるJR立花駅近くの防犯カメラに、樋田容疑者に似た人物がバイクに乗ってうろつく様子が映っていた。
知人男性によると、さらに22時間後の午後11時30分ごろ、駅の近くに停められていた男性の自転車に“手紙”が挟まれていたという。

男性「俺みたいな極悪人に関わりたくないやろうけど、もしよかったら携帯電話の番号書いといてくれたら、またいつも停めてるところに仕込んどいてくれたら、みたいな感じで」。
「逃げるか、死ぬか」。捕まるというのはなかったという。

樋田容疑者の字の書き方に特徴があるので、見てわかり、サッて読んでシュレッダーにかけたという。
男性は手紙に返事をすることはなく、頼みには応じることもなかった。

逃走を続ける樋田容疑者への心境を尋ねると…。
男性「台風強かったし、大丈夫かなと思うけど、どこで何しているかわからないんで」。

声をかけるなら、と質問すると「ちゃんと飯食ってるか、とか。
自首する気が多少でもあるなら、自首してまっとうに刑を務めて。
何歳になっても待ってるから、はよ帰っておいでと言ってあげたい」。

この週末で逃走4週間となる樋田容疑者。
警察はほかの知人にも支援を求める可能性があるとみて、警戒を強めている。

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