教職員にタイムカード 試験運用
09月10日 11時44分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180910/0018296.html
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教職員の長時間労働の改善が課題となる中、さいたま市教育委員会は市内の公立学校にタイムカードを導入する取り組みを10日から試験的に始めました。

さいたま市教育委員会がタイムカードを導入するのは、市立のすべての小中学校や高校など166校に勤める教員や事務職員などの6000人余りが対象です。
このうち、さいたま市大宮区の大宮東小学校では、午前7時すぎに教員たちが出勤すると、職員室にあるカードリーダーにICカードをかざして、出勤時刻を記録していました。
教職員の長時間労働は社会的な問題となっていて、さいたま市教育委員会が昨年度行った調査でも、90%近い教員が「負担や多忙を感じている」と回答しています。
さいたま市教育委員会では10月からタイムカードの本格運用を始め、実態にあった働き方改革を目指すことにしています。
さいたま市教育委員会学校教育部の小島健司主任は「教職員の勤務時間を正確に把握し、意識改革や健康管理など勤務の見直しにつなげたい」と話しています。