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路面電車撤去品売上金を被災地へ
09月10日 16時33分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20180910/5030001950.html

長崎市内で路面電車を運行する「長崎電気軌道」が停留場の名称変更に伴って撤去した路線案内図などをオークションに出品した結果、合わせて226点が総額420万円余りで落札されました。
思案橋の停留場に設置されていた路線案内図には最高の40万円余りの値段が付きました。

長崎市で路面電車を運行する長崎電気軌道は、先月13の停留場の名称を変更し、これに伴って撤去した停留場の路線案内図や電車の正面などに設置する行き先を示した「方向幕」など合わせて325点を会社のホームページ上で開催したオークションに出品しました。

オークションには全国から519件の入札があり、その結果、このうちの226点が総額421万4905円で落札されたということです。

また落札された金額を見ますと、思案橋の停留場に設置されていた路線案内図が40万5000円と最も高く、次いで、「平和公園」に名称が変わった「松山町」の路線案内図が15万8116円と高額でした。

長崎電気軌道では今回の売上金を全額、西日本豪雨の被災地に寄付することにしています。

長崎電気軌道経営企画室の白倉一さんは、「私たちが長年使ってきたものに対して、多くの方が入札に参加し、高い金額をつけていただき驚きとうれしさを感じています。今回の売上金を被災地の復興に少しでも役立ててほしいと思います」と話していました。