三重県伊賀市の青果熟成加工会社「タナカバナナ」は10日、北海道の地震被災地に8万本のバナナを寄贈すると明らかにした。11日以降、道内の避難所や札幌市内で無料配布するとしている。

 バナナは大型トラック1台分で、横浜の倉庫から陸路やフェリーを使って運ぶという。

 同社は明治初期に創業した業界の老舗。田中斉太郎社長は「被災地には生ものが足りないと聞き、すぐに食べられるバナナを贈ることにした。『おいしい』と言っていただければそれで十分です」と話している。

2018.9.10 16:27
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/180910/wst1809100037-n1.html