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2018年10月より稼働予定!!!
【北海道ガス】石狩LNG基地内における高効率ガス発電設備の建設について

北海道ガス株式会社(本社:札幌市、社長:大槻博、以下:北ガス)は、2016年4月より、低圧分野を含む「北ガスの電気」を販売いたしますが、今後の電力事業の進展を見据え、北ガスが運営する石狩LNG基地内に「高効率ガス発電設備」を建設することを決定いたしました。

これにより、外部からの調達電源と自社電源の最適な組み合わせをはかり、効率的で安定的な電源ポートフォリオを構築し、総合エネルギーサービス事業を着実に推進してまいります。

今回建設する発電設備は、世界最高級の発電効率 約50%相当(石狩設置ベース)を有し、運転時に排出する二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)が少なく、また温排水を周辺海域に一切排出しない方式を採用することで、環境影響に最大限考慮した発電システムといたします。

さらに、発電時に発生する排熱を全てLNG基地のガス製造用熱源として活用することで、総合的なエネルギー効率の向上をはかり、
省エネ・省CO2を推進するとともに、ガス製造原価の低減に結び付けることで、環境負荷低減とガス事業への相乗効果が期待できます。

北ガスは、今後もガスと電力を組み合わせた最適なエネルギーサービスを通じて、最小のエネルギーで快適な暮らしを実現する、北海道に適した新たなエネルギー社会をお客さまとともに創造してまいります。

■ 高効率ガス発電設備の建設概要
【発電システム】 高効率ガスエンジン

(燃料:天然ガス、LNG基地で生じるBOG※) ※LNGタンク内で自然気化した天然ガス

【発電容量】 78,000kW(将来的に100,000kWまで拡張予定)
【設置台数】 7,800kWガスエンジン×10台
【発電効率】 約50%相当(石狩設置ベース)※世界最高効率
【総合エネルギー効率】 約80%(発電時の排熱をLNG基地で活用)
【機器性能】 起動後10分以内で最大出力に達し、幅広い負荷範囲で高効率発電が可能
【着工】 2016年10月

【運転開始】 2018年10月

【住所】 石狩市新港中央4丁目3743(石狩LNG基地内)

【総事業費】 約100億円(近接する変電所への送電線敷設工事等を含む)