>>1
http://www.nikkansports.com/general/news/201809140000954.html
「モス」食中毒の被害拡大 本部納入の食材が原因か
[2018年9月14日23時59分]

ハンバーガーチェーン「モスバーガー」の関東甲信地方8都県にある
19店舗を8月10〜23日に利用した計28人が食中毒の症状を訴えていることが14日、分かった。
厚生労働省、チェーンを展開するモスフードサービス(東京)が明らかにした。

モスによると、8都県は栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野。
長野県の上田保健所が10日から3日間の営業停止処分とした
同県上田市のフランチャイズ店「アリオ上田店」以外は店舗名や詳しい所在地を明らかにしていない。

厚労省によると、28人中12人から検出された腸管出血性大腸菌O121の遺伝子の型が一致した。
モスは14日、「(店舗が)チェーン本部から納入した食材が
原因となった可能性が極めて高い状況だ」と発表した。

上田保健所は10日、アリオ上田店で食事をした4人の便からO121が検出され、
店を3日間の営業停止処分にしたと発表。
モスはこの際の取材に「他の店で食中毒などの報告はない」として、
店での調理に問題があった可能性もあるとして調べていた。
その後、他の18店舗で24人の患者が出たことが判明した。

同社は「お客さまからの体調不良の申し出には誠心誠意対応する」とし、
食材の検査項目にO121を追加するなどの再発防止策を発表した。
(共同)