日本で初めて開催されている水に関する国際会議で東京都の小池知事は、今後、水道の使用量を遠隔操作で検針できる「スマートメーター」を試験的に導入する方針を発表しました。

 東京・江東区で行われているこの会議は、上下水道や水を巡る環境をテーマに、世界100カ国以上から出席する専門家らおよそ6000人が最新の研究成果の発表などを行うものです。会議2日目の17日は、開催国の委員長を務める小池知事が講演し、今後、水道の使用量を遠隔操作で検針するスマートメーターの大規模な実証実験を始めることを明らかにしました。小池知事は「スマートメーターを導入すことでセンターとつながる。水道料金の請求やビッグデータの確保につながる点で、世界でも画期的なものになる」と述べました。

 東京都はスマートメーターを使うことで検針業務が効率化するほか、漏水を早期発見できるとしていて、2025年をめどに複数の地域を指定して試験的に導入する方針です。

9/17(月) 18:52
TOKYO MX
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