議員などの不正を追及する活動を行ってきた71歳の男性が、地元・兵庫県西宮市のまちづくり協議会の預かり金の一部を流用していたことを指摘されていたことが分かりました。

関係者によりますと、元西宮市議会議員で市民オンブズマンとしても活動をしてきた71歳の男性は、地元・甲陽園目神山地区のまちづくり協議会の事務局長を務めていた2016年6月頃からことし1月にかけて、協議会で預かっていたおよそ450万円を私的に流用していた疑いがあるということです。

16日、住民に対しての説明会で協議会が明らかにしました。 西宮市によりますと、協議会は景観形成のためにパトロールや勉強会などの活動を行っていて、市からの補助金も受けていたということです。

協議会の会長が男性に確認したところ、「生活に困って、いけないことと分かりながら預り金の通帳から生活費に使ってしまった」と話し、ことし1月と2月の2度に分けて全額返済されたということです。 協議会は警察に被害届を出す予定だということです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180918-00010000-suntvv-l28