2人の死因はいずれも失血死だったとする司法解剖の結果を発表。
清野巡査長の頭頂部、肩などに複数の刺し傷、腕部に防御創のような傷がみられ、左脇下部の傷が心臓に達していた。
巡査部長(47)が相沢容疑者に撃った拳銃3発の弾はいずれも命中。
左肺付近に1発が見つかり、この弾が致命傷となったとみている。

相沢容疑者は19日未明、拾得物を届けに来たとして千円札1枚を持って交番を訪問。
不審な様子はなく、巡査部長は別室に移動。
その数分後、怒号が聞こえたため戻ると、倒れた2人を発見した。
この間に相沢容疑者がエアガンを清野巡査長に向けて撃ち、威嚇した可能性も視野に捜査している。

捜査関係者によると、はさみやカッターナイフを入れて持っていたウエストポーチ以外に、バッグが1つ見つかったといい、この中に凶器の包丁とエアガンを隠し持っていた可能性もある。

半袖シャツにジーパン、マスクを着用していたほかに、手袋をはめていたことも判明。
犯行が発覚しないよう、周到な準備のもと、計画的に犯行に及んだとみて調べを進めている