引受人がおらず埼玉県日高市が遺体を引き取った男性=当時(79)=のクレジットカードで買い物をしたとして、同市職員が逮捕された事件で、県警捜査2課と飯能署は19日、詐欺の疑いで、同市教育委員会生涯学習課主査の男(47)=狭山市広瀬東4丁目=を再逮捕した。

再逮捕容疑は2017年4月28日から同年7月31日までの間、日高市内のドラッグストアで、職務上取り扱った男性名義のクレジットカードを使い、飲料水など26点(販売価格計1万2705円)をだまし取った疑い。「生活費が不足していた」と容疑を認めているという。

捜査2課によると、男は6回にわたって、缶ビール、ウーロン茶などを購入。男性の名前でサインをしていた。

県警は8月30日、詐欺容疑で、男を逮捕。男性のカード2枚が昨年1〜8月、計207回、約200万円分が使われており、余罪を捜査していた。

日高市は今月10日、市の関係団体の口座から約610万円の使途不明な支出があったとして、業務上横領容疑で、県警に被害届を提出。県警は男が関与しているとみて調べている。

9/20(木) 1:01
埼玉新聞
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