09月21日 21時02分

弘前市内で開かれた敬老会でふるまわれた弁当を食べた男女21人が、下痢や嘔吐の症状を訴えました。

県はこの弁当が原因の集団食中毒と断定し、調理した市内の飲食店を21日から6日間の営業停止の処分にしました。

県によりますと、今月10日、弘前市で開かれた敬老会で提供された弁当を食べた30代から80代の男女21人が、下痢や嘔吐などの症状を訴えました。

入院した人はおらず、全員すでに回復しているということです。

保健所が調べたところ、この弁当を食べた患者2人から腸管病原性大腸菌O153が検出されたことから、県はこの弁当が原因の集団食中毒と断定し、弁当を提供した市内の飲食店「桜家」を、21日から6日間の営業停止処分としました。

県は、食品を調理する際に、手や指に傷がある場合は、直接、食品に触れないようにするほか、調理器具を熱湯で殺菌するなどして、食中毒を予防するよう呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20180921/6080002408.html