有明漁協 700万円以上が不足

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20180921/5030002050.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

島原市にある有明漁協で昨年度の事業収支で700万円以上が不足していることがわかり、
その後、すべての役員が辞任しました。
このため、事務所は閉鎖状態になっていて、県は元役員らに対して
速やかに新役員を決めるための総会を開くよう指導しています。

県や漁協の関係者によりますと、島原市の有明漁協は船の燃料や漁具を仕入れて
組合員に販売していますが、この事業の昨年度の収支で700万円以上
足りないことがわかったということです。

このため、昨年度の決算を確定できず、ことし6月に予定されていた通常総会が開けない異例の事態になりました。
漁協を監督する県では立ち入り調査をして売上金の不足については確認したものの
その理由はまだわからないということです。

有明漁協では前年度(平成28年度)の決算でもおよそ850万円の現金が不足していることがわかり、
去年12月に開かれた通常総会では原因究明を図ることを条件に決算が承認されたばかりでした。

さらにこうした混乱の責任を取るなどとして、臨時総会が開かれる直前に
11人のすべての役員が辞任したほか、2人いた職員も20日までに全員退職したため、
21日から事務所は事実上の閉鎖状態になっています。

県は元役員らに対して新役員を決めるための総会を開くよう指導していますが
いまのところ、開催のメドはたっていないということです。

50代の組合員の男性は
「組合員に知らせずに閉鎖状態になり使途不明金がどうなったのか
分からないので調べてもらい正常に戻ってほしい」と話していました。
また、ほかの50代の組合員の男性は
「異常な状態に不信感だらけで、ちゃんと調べたいという気持ちがいっぱい。
今までのような正常な組合にしたいという事で立ち上がったやさきに
漁協を勝手に閉めて組合員が困っている」と話していました。

09/21 17:04