アフリカ東部タンザニアのビクトリア湖で20日に起きたフェリー沈没事故で、ロイター通信は22日、死者が200人を超えたと報じた。約40人が救助されたが、約300人が乗っていたとの情報もあり、死者がさらに増える恐れがある。

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 定員超過で沈没した疑いが指摘されており、マグフリ大統領は21日、関係者の逮捕を治安当局に指示。国民に、4日間喪に服すよう呼び掛けた。

 フェリーは湖のウケレウェ島の桟橋から数メートル離れたところで沈没した。乗客の多くは市場の買い物客だった。ロイターによると、22日には潜水士が船内から男性1人を救助したという。

 ビクトリア湖はタンザニア、ケニア、ウガンダにまたがるアフリカ最大の湖。老朽化したフェリーの大規模な事故がたびたび起きている。(共同)

産経新聞 2018.9.23 06:31
https://www.sankei.com/smp/world/news/180923/wor1809230006-s1.html