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外相が国連総会で演説 安保理含む国連改革の実現を訴え
2018年9月25日 5時03分

河野外務大臣はニューヨークで開かれている国連総会で演説し、国連の創設から70年以上が経過し、国際社会が紛争の予防などにより迅速で効果的に行動できるようにする必要があるとして、安全保障理事会を含む国連改革を実現させるべきだと訴えました。

国連総会では、南アフリカで人種差別と闘い5年前に亡くなったマンデラ元大統領の生誕100年を記念するハイレベル会合が開かれ、日本からは河野外務大臣が参加して、日本時間の25日未明、演説を行いました。

この中で河野大臣はマンデラ氏の功績をたたえるとともに、来年、日本で開かれるTICAD=アフリカ開発会議について、マンデラ氏の遺志を受けて、アフリカの平和構築を進める重要な機会にしたいという考えを示しました。

そのうえで河野大臣は、国連の平和活動に触れ「国連の創設から70年以上の時を経て、われわれは万人の利益のために、より迅速に、より効果的に行動する必要がある。そのためにも安全保障理事会を含む国連は改革されなければならない」と述べ、国連改革の実現を訴えました。