伊方原発3号機 停止継続か運転認めるか きょう判断 広島高裁
2018年9月25日 5時49分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180925/k10011642561000.html

愛媛県にある伊方原子力発電所3号機に対して、去年、広島高等裁判所が出した運転停止を命じる決定について、広島高裁は25日、改めて判断を示します。去年の決定によって伊方原発3号機は運転できない状態が続いていて、裁判所の判断が注目されます。
愛媛県にある伊方原発3号機について、広島高等裁判所は去年12月、熊本県にある阿蘇山の巨大噴火の危険性を指摘し、今月30日までという期限つきで運転の停止を命じる仮処分の決定を出しました。

これに対し四国電力が決定の取り消しを求めて異議を申し立て、広島高裁の別の裁判長のもとで審理が行われてきました。

四国電力側が「巨大噴火が起きる可能性は十分に低い」などと主張したのに対し、仮処分を申し立てた住民側は「現在の火山学の水準では巨大噴火の可能性を否定することはできない」などと主張しました。

これについて広島高裁は25日午後、判断を示します。