https://www.jiji.com/jc/article?k=2018092500155&;g=soc

日本人の約半数に不眠症の疑いがあり、7割の人が睡眠に不満−。
寝具メーカー東京西川(東京都中央区)が全国の男女を対象とした意識調査でこんな傾向があることが25日、分かった。
 
同社は7月、全国の18〜79歳の男女1万人を対象にインターネット調査を実施。不眠症について、
「寝付き」「睡眠の質」「日中の眠気」といった国際的な基準に照らし合わせた結果、「疑いあり」が49.3%に上った。
「疑いが少しある」は18.2%、「心配なし」が32.5%だった。「疑いあり」は20代が最多の61.1%となり、30代(58.5%)が続いた。
 
睡眠の質では、「満足」が31.8%にとどまり、「少し」や「非常に」などを合わせた「不満」が7割近くに上った。
「満足」は40代が最低の23.6%で、30代が次に少ない25.2%だった。同社は「働き盛りや子育て世代で
満足な睡眠が得られない実態が明らかになった」としている。
 
睡眠時間が足りているかとの問いでも、「十分」と答えた割合は40代が最低の26.1%となり、30代の28.1%が続いた。