>>266 >>287

トランプがアメリカ至上主義の覇権国家を作ろうとしているのはその通りだが
オバマはもっと夢想的な世界市民を目指し、その中心としてのアメリカを模索していた
>
オバマ大統領の『リバランス戦略』をよく見て見れば良い。

『アジア重視に戦略を練り直した。』と言いながら、
よく見ると、オバマ大統領は、
『中東から北米大陸方面へ』と引いて来ている。

※またリバランス戦略は、アジアの中でも南シナ海など南方に軸足を移している。
そのため、朝鮮半島や日本など東アジアのウェートが下がっている。
(このことを見ても、トランプ大統領が朝鮮半島から米軍を撤退させようとしている方向性と
オバマ大統領の政策や戦略の方向性はベクトルが同じ向きに向いている。※

・(アメリカ国民の大半が反対の)シリアにはオバマ大統領は軍事介入しないまま、
プーチンのロシアに丸投げして、プーチンにシリアの内戦を終わらせて
結果的に中東はロシア(資金や経済の面では中国)の覇権を強くなり、
アメリカは静かに北米大陸方面へと撤退して来ている。

(トランプ大統領が、このまま米朝や南北を対立させ、朝鮮半島を緊張状態にしておきたい
アメリカの既得権益からの様々な妨害を排しながら、
中国を北朝鮮の後見役にするために、時に中国や習近平主席に圧力をかけて、
時に中国や習近平主席を褒め上げたりして、
後のことは、中国や韓国に任せて、
朝鮮半島から米軍を引き揚げさせようとしているところと
オバマ大統領が中東から撤退して来ているところは全く同じ。

その手法が違うだけ。)

(多分、続く)