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●運転中の携帯メール作成は、カナビス運転よりもはるかに支障が大きい
2008年9月25日 - イギリス・ロンドン発

ロイター通信が伝えた イギリス交通研究所(TRL)の今週発表した研究によると、運転中に携帯でメールを書く行動は、カナビスを吸って運転した場合よりもはるかに運転能力に大きな支障が出ることが示された。

この研究は、18才から24才まで被験者17人を対象に、運転シミュレーターを使って行われた。

「携帯で文章を作成している人の反応時間には35%の低下が見られた。これに対して、アルコールを法的容認限度まで飲んだ人の場合の低下は21%、カナビス喫煙の場合は12%の低下で、これらに比較すると低下率ははるかに大きくなっている。」

また、研究ではレーンの位置や前方の車との車間距離を維持する能力についても、携帯の文章作成のほうがカナビスの影響よりも悪影響が大きいことも見出されている。

アメリカでは現在、運転中の携帯でのメールやりとりは 5州で禁止されている。しかし、一方では、血液または尿の中にわずかでもカナビスまたはその不活性の代謝物が運転中のドライバーから検知されれば刑事罰の対象とする州法が 15州で施行 されている。

今年の5月に出版された事故の分析と防止ジャーナルに掲載された研究では、運転能力全体から見れば、カナビスの影響下にある人の場合は、血中アルコール濃度が0.05%のドライバーと同程度の運転能力になっていると報告している。

For more information, please contact Paul Armentano, NORML Deputy Director. 
Or see NORML's white paper, "Cannabis and Driving: A Scientific and Rational Review,"

Source:  http://www.norml.org/index.cfm?Group_ID=7710