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長野の秋山郷とか岐阜の飛騨のほうでも飢饉で冬超せずに集落全滅とかあったみたいな
ちなみに被差別民とかでなく普通の集落の話

たとえば江戸時代の雪国の暮らしを紹介した「北越雪譜」作者の鈴木牧之が1828年(文政11年)
に秋山郷を訪れてその時の見聞を「秋山記行」として残してる
その訪問時に甘酒という集落に立ち寄り留守番の女性に秋山郷発祥の地と言われた大秋山と
いう集落が1783年(天明3年)の飢饉によって一村8軒が全滅した話を聞いたことを記している
天明の飢饉では同じ秋山郷の矢櫃集落も全滅

そして、鈴木牧之が話を聞いた甘酒集落も高野山集落とともに9年後の1837年(天保8年)に天保
の飢饉で全滅

江戸しぐさとかエコ暮らしで江戸時代マンセーって奴多いけど現実は飢饉になれば餓死者続出
集落全滅ってあやういバランスで生きてた時代だってこと、まあ食糧輸入途絶えれば今の日本は
それ以上の悲劇に見舞われるってことだわな