たまたま
南北、開城連絡事務所で会談開き合意 11年ぶりに官民合同で開催…南側代表団は150人

10・4首脳宣言(南北関係の発展と平和繁栄のための宣言)11周年を記念するため、南北が来月4日から2泊3日の間、平壌(ピョンヤン)で官民合同の南北共同行事を開くことにした。

 統一部は28日、「南北共同連絡事務所所長会議が28日午前10時から11時45分まで、開城(ケソン)の南北共同連絡事務所の会談場で開催された」とし、「南北は(会談で)10・4宣言11周年記念行事を10月4〜6日に平壌で開催し、南側代表団150人前後が参加することで意見の一致を見た」と発表した。

 会談には南側所長のチョン・ヘソン統一部次官と北側所長チョン・ジョンス祖国平和統一委員会副委員長が出席した。同日、南北は9月平壌南北共同宣言の履行と関連した問題も包括的に協議したという。

 統一部は「10・4宣言11周年記念行事と関連した実務的問題は南北共同連絡事務所を通じて引き続き協議していくことにした」としたうえで、「これからも南北共同連絡事務所を通じて、平壌共同宣言の履行など南北関係の諸般事項について緊密に協議していく」方針を明らかにした。

 今回開かれる10・4宣言11周年をきっかけとした南北共同行事は、10・4宣言の採択11年目にして初めてだ。10・4宣言採択直後、南の政権交代で李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)政権が発足し、1度も共同行事が開かれなかった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長は19日に採択した「9月平壌共同宣言」で、「南と北は10・4宣言11周年を意義深く記念するための行事を開催する」と明らかにした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180929-00031728-hankyoreh-kr