>>931
軽減税率やめて一律にしたら?
>
元財務省の官僚で、経済学者の小黒一正は、
『軽減税率の採用するほど』、
@ 税制の仕組みが複雑化する。
A 複雑化するので、徴収コストがかかる。
B 徴収効率が下がり、そのため、税収効率も低下する。
C その結果、税収が増えて来ない。

そのため、例えば、軽減税率が無ければ、20%まで税率を上げれば済むところを
軽減税率を取り入れるほど、
20%より税率を上げる必要が出てくる。

なので、小黒は、
「(特に日本のように今後消費税の税率が高くなると予想される国では)
なるべく軽減税率を取り入れず、税金を徴収するときは一律にし、
消費税の低所得者ほどその所得に対する負担割合が高くなる問題には、
社会保障などリターンやサービスを受けるときに低所得者などへ再分配する」
ことを主張している。

そのほか、低所得者などへの手当として、
・『給付金』や
(食料など使い道が限定された)バウチャーを配ることを、小黒は提案している。

○しかし、病院や薬や検査装置など医療関係の消費税が高いと、
『病院など医療機関の経営が難しくなり』、
それは『患者やその家族への負担増やサービスの低下』に繋がるそうなので、
必要最小限度の軽減税率は必要だろうと個人的には思う。